チョ・ソンモ、ファンと2年間の別れ


 「拍手を聞きながら出発することができてうれしい」
 歌手チョ・ソンモの軍入隊前のラストステージには多数の観客が押し寄せた。

 チョ・ソンモは11・12日、ソウル子供大公園内のドームアートホールで「ユー・アー・マイ・ソウルメイト」コンサートを開き、ファンに2年間の別れを告げた。

 今回のコンサートは98年に『TO HEAVEN』でデビューから現在までの8年間の活動を一目で振り返ることができる完成度が高いステージだった。

 公演のハイライトは、エンディングでチョ・ソンモがファンに送った『ラブソング』。間奏が終わるとマイクを後ろにしたままステージの前方に出たチョ・ソンモは渾身の力を込めて生の声で歌った。かたずをのんで見守っていた観客たちは歌が終わった瞬間、誰からともなく立ち上がり、スタンディングオベーションで励ましの気持ちを伝えた。

 チョ・ソンモは「最後のあいさつをステージでできてとても幸せ。今度会う時はもっと素敵なステージを作れるソンモになって帰って来たい」と感謝の言葉を口にした。

 チョ・ソンモは30日に論山訓練所に入所し、4週間の軍事訓練を受けた後、共益勤務要員として服務する。

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