カン・ドンウォン「モニター見るたびにブサイクだと思う」


 「モニターで自分の顔を見る度、ブサイクだと思います」

 イケメン俳優カン・ドンウォンが自分の顔を見る度にブサイクだと思うと告白し、注目を浴びた。

 カン・ドンウォンは12日午後、京幾道南揚州総合撮影所で行われた映画『私たちの幸福な時間』の公開撮影および記者懇談会でこのように語った。

 今回の作品で、3人を殺した死刑囚ユンス役で撮影に臨むカン・ドンウォンは、ひょっとして美形であるがために死刑囚役がプレッシャーにならなかったかとの質問に「決してそんなことはない」と言い切った。

 カン・ドンウォンは「上手く演じられたか、何か足りないところはないかとモニターをチェックする度に感じるが、本当にブサイクだと思う」と打ち明けた。「額も真っ黒で、頬も真っ黒で、髭モジャだ」とし、その理由を説明したカン・ドンウォンは「あ、言い方がよくなかったようですね」と恥ずかしそうに微笑みを浮かべた。


 しかし、演出を手がけたソン・ヘソン監督の考えはカン・ドンウォンと正反対。ソン・ヘソン監督は「カン・ドンウォンをキャスティングする際、最大のジレンマが顔だった」とし「顔がとても美しい美男子なので、死刑囚という屈折したキャラクターに合うのだろうかと心配した」と話した。

 ソン・ヘソン監督は「しかし結局は、こんなに美しくて善良な青年が、この世を去るということが、どれほど大きな刑罰なんだろうかと思うようになった」とし、主人公のカン・ドンウォン、イ・ナヨン以外には考えられなかったと付け加えた。

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