3人を殺した死刑囚と3回自殺未遂をした女の出会いを描いたヒューマン恋愛映画『私たちの幸せな時間』。死刑囚ユンスに扮するカン・ドンウォンの刑務所での撮影シーンが公開された。
カン・ドンウォン演じるユンスは不遇な幼少期を送り、どん底の人生を生きて死刑囚になった男。若いころ波瀾に満ちた生活を送り心が屈折し、世の中への怒りと嘲笑で「国は早く自分を殺してくれ」と死を待っている。
慶尚北道にある青松第3刑務所で撮影は行われた。赤い色の囚人番号が付いた囚人服を着て、冷たい刑務所の廊下に姿を現したカン・ドンウォン。死刑囚ユンスになったカン・ドンウォンの表情には世の中から捨てられた絶望と憎悪、人生に対し冷酷で悪意に満ちた視線、そして緊張と警戒心がにじみ出ている。