キム・レウォン「キスはイ・ビョンホン兄貴よりオレ」


 「イ・ビョンホン先輩のキスシーンより僕の方がいいでしょ?」

 キム・レウォンが13日放送開始のピョ・ミンス監督のドラマ『君はどの星から来たの』でドラマ史上最もドラマチックなキスシーンを見せ、先輩イ・ビョンホンに挑戦状を叩きつける。

 第1話から登場するオーストラリアロケで撮影したキスシーンが問題のシーン。8日ソウル某カフェで開かれたドラマ制作発表会で、キム・レウォンは甘いキスシーンの秘訣を問う記者の質問に「良かったでしょ?」と自画自賛し、特に秘訣はないと照れて見せた。

 『ラブストーリー イン ハーバード』以来、1年ぶりにブラウン管にカムバックしたキム・レウォンは『君はどの星から来たの』で“スター映画監督”チェ・スンヒ役を演じる。

 「一時は映画監督になろうかと思ったこともあったが、すぐに諦めた」とし「撮影中に映画監督になって演出をするシーンがあったが、スタッフたちがこんな監督は本当に疲れると冗談を言っていた」と笑った。自分だけの独特なキューサインを発明したので、ドラマで評価してほしいとの補足説明も忘れなかった。

 個人的には強くて男らしいキャラクターに惹かれるが『屋根裏のネコ』や『マイ・リトル・ブライド』などコミカルな役の方が評判がよかった過去の経歴について、今後はこの2つの面を交えて演じると決心。今度の『君はどの星から来たの』はそうした意味で伝統的な恋愛ドラマとコミカルな要素が共存する初めての作品であると強調した。

 劇中、スンヒがボクシルと二人で話すシーンで、コミカルに演じるのか足長おじさんのように演じるのか、2つのバージョンで撮影して、編集段階で最終決定するほどのこだわりを見せたという。

 今度の役のため、7キロほどダイエットし、ピョ監督と細かい部分まで話し合うなどドラマに真剣に臨んだという。「これまでは自分のために演じてきたようだ。役者生活8~9年目になるので、これからは相手の俳優たちとの関係にも目を向ける」とし「ドラマの柱になるつもりで誠心誠意を込めて撮っている」と視聴者にアピールした。

 一方、この日の制作発表会にはインドネシアなど海外メディアも参加し注目をあつめた。韓流スター第2世代の先頭走者としての意気込みを問う質問に、キム・レウォンは「日本の大阪でのファンミーティングのとき、あるお婆さんが涙を流しながら、辛いことの多い人生だったが、最近日本人から韓国語を教えて欲しいと言われ、もう死んでもいいと思ったと言い感謝され、とても感動した」とし、使命感を持って一生懸命頑張ると語った。

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