「絵の勉強をしながら、ためになることをたくさん学びました」
女優チョン・ジヒョンが、街の絵描きを演じるため絵を学びながら、女優として悟るものがあったと打ち明けた。
チョン・ジヒョンは6日午後、ソウル三成洞コエックス(COEX)メガボックス(MEGABOX)で開かれた『デイジー』の記者会見および懇談会に出席し「絵は上手くないが、上手く描くフリをするため一生懸命レッスンを受けた」と話した。
チョン・ジヒョンは「だけど、私は自分のことをよく分かっている。この短い時間に、そんなにたくさんの描けないということは分かっている」とし「欲張らず、ぎこちなく見えないように努力した」と率直に話した。
チョン・ジヒョンは絵の勉強をしながら、多くのことを学んだとも強調した。「ある日、先生が木を描くようにおっしゃって、“何でだろう”と思いながら絵を描いた。先生が後からこう言われた。チョン・ジヒョンさんだけの木を描き、チョン・ジヒョンさんだけの絵を描かなければならない、と」。
チョン・ジヒョンは「当時、ヘヨンの役作りをしなくてはならなかったのと、三角関係が初めてだったので、どう共感を得たらいいかということで、頭がいっぱいだった」とし「そんなことから、絵を学ぶということそのものよりも、もっと別のところでたくさん役に立ったようだ」と説明した。
9日の公開を控え、チョン・ジヒョンは今回の映画で冷酷な殺し屋パギ(チョン・ウソン)と国際警察チョンウ(イ・ソンジェ)の2人から愛される純粋な街の画家ヘヨン役で、悲劇の愛を演じた。チョン・ジヒョンは「絵は今でもヘタ」と話し、笑って見せた。