お茶の間に“シーズン2”時代到来


 韓国ドラマに“シーズン2”時代が到来している。

 ドラマ『宮』のシーズン2制作が決定したのに続き、『新入社員』『私の名前はキム・サムスン』『総合病院』など爆発的な人気を呼んだドラマのその後の物語が制作されるものとみられる。

 シーズン制ドラマとは『Friends』や『Sex and City』『ロスト(Lost)』など米国の人気ドラマが1年単位に続編を制作する形式を意味する。しかし、各エピソードごとに他の脚本家とスタッフが参加し、事前制作形式により制作されるという点で韓国の続編ドラマとは異なる。

 韓国に立憲君主制が存在したらという奇抜な発想から出発した『宮』は、漫画チックな創造力と精巧なセットおよび衣装がドラマが進行するにつれ視聴者の好奇心を刺激し、視聴率も30%に迫っている。これにMBC側は4回の延長放送のほか、6カ月から1年後に“シーズン2”を制作することに決定した。


 来年ごろ放送される予定の『総合病院2』もシーズン制を標ぼうしている。前編の研修医たちが皆ベテラン医師に成長し、ストーリーをリードする。

 『冬のソナタ』のユン・ソクホプロデューサーの四季シリーズ完結編『春のワルツ』、イ・チャンスプロデューサーの『天国の階段』と『天国の木』『パリの恋人』『プラハの恋人』のような連続シリーズもシーズン制の前段階といえる。

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