今週末、話題の韓国映画2本が揃って日本で公開される。
ソル・ギョング主演の『力道山』とキム・ギドク監督の『うつせみ』(原題『空き家』)だ。
ソン・ヘソン監督、ソル・ギョング主演の『力道山』はかつての日本の国民的英雄で韓国出身の伝説的プロレスラー、力道山(本名キム・シンラク)の生涯を描いた作品。あらゆる紆余曲折と平坦ではなかった彼の人生を事実に基づいて冷情ながらも人間的な面に焦点を合わせ、心温まる自我省察の伝記ドラマとして完成させた。
制作費110億ウォンを投じ、韓国では2004年12月に公開され160万人の観客動員を記録した。
実物に近い力道山を演じるために日本語を学び、体重を28キロも増やしたソル・ギョングの熱演が際立っている。昨年の第18回東京国際映画祭クロージング作品にも選ばれた。韓国では力道山という人物がよく知られていないため、興行成績は振るわなかった。それだけに日本での反響に期待が寄せられている。 3月4日から銀座テアトルシネマなどで公開。
キム・ギドク監督の『うつせみ』は暴力的な夫に監禁された無気力な女性と留守宅を狙って空き家を転々とする青年との恋愛物語。
一時期、慰安婦ヌード写真集で波紋を広げたイ・スンヨンとドラマ『快傑春香』でブレイクしたジェヒが主演を務めた。韓国よりも欧米で高い評価を受けているキム・ギドク監督は、前作『サマリア』でベルリン映画祭の監督賞に続き、この作品でベネチア映画際の監督賞を受賞するなど、世界3大映画祭のうち2映画祭で立て続けに監督賞を受賞する快挙を成し遂げた。こうした受賞を背景に世界40か国に幅広く販売された。3月4日から東京・恵比寿ガーデンシネマで公開。