『春のワルツ』第2の韓流ブームに向かってスタート


 ドラマ『春のワルツ』が新たな韓流ブームのスタートを予告した。

 KBSは28日、ソウル龍山CJ CGVで、スクリーンを使ってドラマ試写会を行い、これまで期待を集めてきた美しい映像を公開した。

 ドラマ試写会を劇場のスクリーンで行うのは極めて異例のこと。しかし、ユン・ソクホプロデューサー独特の美しい画面は、劇場スクリーンにもよく栄えた。制作陣は今回の撮影のため、映画用HDソニーF-900カメラとドイツ製特殊レンズを使用したと明かした。

 この日の試写会には、国内はもちろん、日本、フィリピン、インドネシアなどの取材陣50人余りが出席し、元祖韓流ドラマである『冬のソナタ』を制作したユン・ソクホプロデューサーに注がれる国内外の関心の高さを証明した。


 ドラマ放映前に全て撮影する事前制作方式を採用したほか、50億ウォンにおよぶ制作費が物語るように、今回のドラマ試写会は大規模映画の広報イベントを思わせた。また、映画の水準を越える映像の美しさが際立っていた。緑の野原、赤い汽車、白い雪など強烈な色彩感覚が印象的だった。

 ソ・ドヨン、ハン・ヒョジュ、ダニエル・ヘニーなど新人俳優たちも期待以上の演技を見せた。

 ユン・ソクホプロデューサーは「緑と赤が補色の関係にあり、思っていた以上に画面で引き立っていたようだ」とし「季節シリーズの完結編である今回のドラマを通じ、人間の和解と許しを強調したかった」と話した。

 同ドラマは韓国で3月6日に放送開始の予定だ。

 『春のワルツ』は、既に日本をはじめ台湾、タイ、香港、シンガポールなど8カ国に事前販売された。今後、これらの国々でどのような反響を呼ぶのか、注目される。

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