「芸術かわいせつか?」 明るく性を語るテーマパーク

性をテーマにした「ラブランド」(済州)


 「え~っ!韓国にこんなテーマパークがあるなんて!」

 「男女6歳になったら席を共にするべからず」という格言も廃れはじめている今日この頃。済州道にある素晴らしくも“熱い”公園を発見した。その名も「ラブランド」!なぜか「ラブホテル」を連想させるが、とんでもない!ここは「性」をテーマにした現代的な感覚のテーマパークだ。

 自慰行為やグループセックスを連想させる彫刻、様々な体位、性器の形を立派な芸術(?)に昇華しているところだ。その上、直接触れることのできる体験空間では、2月末までヌード大会も展示も行うという。

 現代文化に欠かせないテーマは「性」。性文化を芸術的に感じさせるということだが、オランダのセックスミュージアムさならがのテーマパークだ。


 作品ごとに解説がついており、不思議な形をした矢印に従って動線を進んでいくと、これはすごい!

 ヌード作品を実際に抱きしめたり、彫刻の体位を真似るカップル、不思議そうに眺める子どもたち、じっと見つめる夫婦・・・家族連れも多く、あちこちで笑い声が響き渡り、わいせつな雰囲気は全く感じられない。


 誕生から1年しか経っていないというこのテーマパークは、夜になるとそれぞれの彫刻が照明に照らされ、よりセクシーに輝くという。有名な観光地「連洞のトッケビ(鬼)岩」のすぐ隣にあるので、済州道に旅行に来た際は是非一度寄ってみよう。



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