記念切手の広報のため日本を訪れているチ・ジニが17日、東京・日本橋郵便局で記者会見およびファンとの交流会を行った。
日本橋郵便局副局長は、チ・ジニのために小さな韓国の郵便ポストを用意したほか、太極旗を象徴する赤と青の花をプレゼント。その後、400人余りの取材陣が出席するなかで、記者会見を行った。
記者会見で、今回の行事を主催したデジタルチェックの土岐隆之会長は「日本郵政公社の協力を受け、チ・ジニ切手を発行することになった」とし「NHKで放映する『宮廷女官チャングムの誓い』(原題『大長今』)に出演している韓流スター、チ・ジニさんを今日、日本橋郵便局に迎えることができ、喜ばしく思う」と話した。
チ・ジニは「韓国では、大統領や歴史の中の人物が切手に登場したりするが、私の顔写真の載った切手が日本で発行され、大変光栄に思う」とし「こんなに至らない私を応援してくださるファンに心から感謝する」と明らかにした。
また、日本に対する感想を問う質問に、「街がきれいで、静かで、思いやりのある温かい国だと思う」とし「日程が詰まっていて行けるか分からないが、温泉に行ってゆっくりしたい」と話した。
一方、当初、職員以外の立ち入りを禁じていた日本橋郵便局が、チ・ジニのファンの参加を認め、関心を集めた。チ・ジニは記者会見後、ファンとの交流会を行った。
交流会でチ・ジニは、集まったファン一人一人と握手。韓国語を手に書いて、たどたどしく読んであいさつするファン。チ・ジニと会って感激のあまり涙を流すファン。職員がサインはダメだと制止すると、指紋でもいいから押してくれと頼むファンをはじめ、数多くのファンが集まり、会場は熱気に包まれた。
チ・ジニは、この熱気を受け、当初計画されていなかったサインをしてあげるなど、ファンへの思いやりを示した。また、あるカメラマンが、チ・ジニと握手するため一方の手でカメラを持ち、もう一方の手で握手するという珍光景も見られ、チ・ジニ人気の高さを改めて証明した。
郵便局のある関係者は「チ・ジニは韓流ブームを引き継ぐ紳士的で礼儀正しいスター」とし「ファン一人一人と握手し温かい微笑みを浮かべる姿に集まったファンはもちろん、職員まで感動した」と語ったという。