ハン・ソッキュ「夢は常に観客を集められる俳優、だが現実には不可能」


 「常に観客を集められるスター俳優でありたいというのが私の夢です」

 新作映画『淫乱書生』に出演したハン・ソッキュが俳優としての夢を語った。

 ハン・ソッキュは13日午後、ソウルCGV龍山で、映画『淫乱書生』の記者試写会および懇談会に参加し、「7年前、私の夢を問う質問に、常に観客を集められるスター俳優でありたいと答えた」とし、「今でもそうでありたいと思う」と照れくさそうに笑った。ハン・ソッキュは「しかし実際にはそれは無理な話」とし「不可能だということはすでによくわかった」と伝えた。

 ハン・ソッキュは、映画界のベテラン俳優として演じるうち今では「何かをすることより、しないことの方が難しいということがわかった」とし「演技も演じることより演じないことの方が難しく、映画に出演することより出演しないことの方が難しい」と説明した。

 出演した全ての映画が記憶に残っているというハン・ソッキュは「今後も映画に出続けたい。体が続く限り映画に出続けたい」と強調し「それこそが私の希望」と付け加えた。

 映画『淫乱書生』はポルノ小説の創作に熱中する士大夫の弟子たちと美しい宮中の女性チョンビンの間に繰り広げられる愛と葛藤を描いた作品。ハン・ソッキュは気の弱い士大夫の物書きからポルノ作家になり変わる主人公ユン・ス役を熱演した。23日公開予定。

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