ドラマ『宮』不倫論争の中で人気上昇


 ドラマ『宮』の視聴率が、不倫論争のなか急上昇した。

 人気漫画を原作にしたドラマとして話題を呼んだわりにはドラマ前半は期待されていたより低い視聴率を示した『宮』が、8日放送の第9話で24%(TNS調査)を記録し、水木ドラマの王座を獲得した。『マイガール』の次のドラマの『天国の木』の視聴率が不振ななかで『マイガール』の視聴者層の多くを取り込むのに成功した結果だ。

 この日『宮』の視聴率が善戦したのは、年は幼いが名実共に夫婦のシン(チュ・ジフン)とチェギョン(ユン・ウネ)がそれぞれタイとソウルでパートナーを交換し、ヒョリン(ソン・ジヒョ)、ユル(キム・ジョンフン)とデートするなど一種の不倫シーンが放映されたためといえる。

 これに対し、ドラマ掲示板には「ロマンチックコメディーがだんだん不倫ドラマになっていくようで、重苦しい」「高校生であるヒョリンの衣装がとてもケバくて、キスシーンもやり過ぎ」などの否定的な意見もチラホラ。

  一方、『宮』の制作陣は、これまで4人の主人公の四角関係中心の愛の物語を描いてきたが、10話からはユルが王位を狙いはじめいよいよ政治権力争いが始まり、物語から目が離せなくなること間違いなしで30%突破は時間の問題だと自信を伺わせている。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース