「“株式会社イ・ヨンエ”を設立し、NUVOTECの系列会社に編入するという公示は事実無根。NUVOTEC側と接触したこともなく、契約書にサインしたり口頭契約をしたこともない」
ベルリン映画祭の審査員としてベルリンに滞在している女優イ・ヨンエが8日、NUVOTECが公示した事実が虚偽であることを明らかにした。
イ・ヨンエの代理人である金南洪(キム・ナムホン)弁護士は8日午前、スターニュースとの電話インタビューで「午前7時ごろ、イ・ヨンエと直接電話をしたが、なぜこのようなことが起こったのかと胸を痛めており、問題が大きくなり株式に関連して少額株主に被害が及ぶこともあることから、積極的に問題を解決するという意思を明確にした」と語った。
金弁護士は「イ・ヨンエはもともと表に出ることがそれほど好きな人ではない。所属事務所の名でNUVOTECを告訴することもできる。しかしNUVOTEC側が所属事務所とは関係ないと主張していることから、自ら告訴人になると話した」と述べた。
キム弁護士は「8日にも告訴状を作成し、ソウル中央地検で手続きを開始する予定だ。一旦、刑訴上の虚偽の事実を公示したことによる名誉棄損で告訴し、金融監督委員会に虚偽の公示をすることになった経緯を調査してほしいという内容の書類を添付する予定」と付け加えた。
キム弁護士はまた「今後、民訴上の損害賠償を問うこともできるが、イ・ヨンエとしては現在損害が重要なのではなく、社会的に問題になっている今回の事件の迅速な解決を望んでいる。家族思いのイ・ヨンエにとって、今回の事件に家族まで言及されていることに非常に心を痛めている」と伝えた。