日本で歌手兼女優として活躍している在日韓国人3世のソニンが、SBS水木ドラマ『天国の木』に出演し、故国での活動をスタートする。
1983年生まれのソニン(韓国名ソン・ソニム)は2000年10月にグループ「EE JUMP」でデビュー。2002年ソロ活動を始め、2003年1月『高校教師』で女優デビューした。
ソニンは、8日初韓国放送の『天国の木』で友人ミカ役にキャスティングされイ・ワン、パク・シネと共演している。
ソニンは「最近、韓国に関連した仕事が多くなり、日本と韓国をよく行き来していた。そんな時に、ドラマ出演のオファーを受けた」とし「明るいキャラクターも好きだし、母性本能や正義感の強いところが私に似ていると思う。撮影を始めてから1か月ほど経つが、ミカという役を楽しみながら撮影している」と出演の背景を明らかにした。
また「日本の高知県で生まれ育ち、小さいころから韓国人であるということを知っていたが、一度も行ったことがなかった」とし「芸能活動を始め、2002年に初めて韓国を訪れ、その時韓国の血が流れていると感じた」とし、故国への思いを語った。
ソニンは「まだ、何の計画もないが、機会があったら韓国でも歌手や女優として活動してみたい」とし、韓国で活動したいとの意思を明らかにした。
一方、『天国の木』の制作会社ロゴスフィルム側は「ソニンは、現場でも元気で明るく、スタッフから親しまれている」とし「『天国の木』をきっかけに日本と韓国で活動したいという希望を持っている。日本でも、韓国人であることを誇り活動しているソニンを見てもらいたい」と伝えた。