監督兼審査委員としてフランスで開かれる短編映画祭を訪れたユ・ジテが、各国の取材陣の熱い関心の中で毎日を過ごしている。
ユ・ジテは、28日開幕した第28回クレルモン・フェラン国際短編映画祭の国際コンペティション部門の審査員に委嘱され、現在フランスに滞在中。クレルモン・フェラン映画祭はドイツのオーバー・ハウゼン映画祭と共に世界の2大短編映画祭に挙げられている。
「特別な発見(Special Discovery)」部門の出品作『盲人は何の夢を見るのか』を演出した監督であり、映画祭審査員でもあるユ・ジテには、各国の取材陣から多くのインタビュー依頼が殺到しているという。
カンヌ映画祭グランプリを受賞した『オールドボーイ』も、カンヌ映画祭に出品した『男は女の未来だ』と同様にフランスでよく知られた作品だ。両作品に出演しているユ・ジテはフランスでも名の知れた俳優であるため、他の審査員たちが驚くほどの関心を寄せているという。
審査員らは、映画学を学び舞台役者出身で制作にも参加しているユ・ジテの博学な知識と見識を高く評価しており、ユ・ジテの評価に耳を傾けているという。
一方、今回の映画祭で全79編の出品作を審査するユ・ジテは、朝から晩まで映画を見て毎日評価を下すという忙しい日々を送っており、現地ファンと路上でも気軽に話を交わすなど映画祭を楽しんでいるという。ユ・ジテは今月4日まで映画祭に参加する予定だ。