「今度も島だ!」
キム・ギドク監督が前作『弓』に続き、現在撮影中の新作『Time』(仮題)も島で撮影を行い、注目を集めている。
キム・ギドク監督の『Time』は現在、全羅南道珍島郡義新面茅島里の芽島を背景に撮影が行われており、島の撮影分はほぼすべて撮り終えた。前作『弓』も仁川市中区永宗島前の海辺が映画の主なロケ地だった。前作に引き続き、新作映画も島をバックに撮影、韓国の美しい自然をカメラに収めている。
『Time』は、燃えるような恋をし、その後倦怠期を迎えた恋人が、美容整形手術を強行するという内容。映画の中で芽島の彫刻公園は男女の主人公がデートする場所として登場する。ハ・ジョンウ、パク・ジウオン、ソン・ヒョナなどの出演者たちは全ての撮影分を撮り終えた状態だ。
映画関係者は31日、「前作『弓』でも島を背景に美しく神秘的な自然をそのままカメラに収めたキム・ギドク監督が、『Time』で島の公園を背景に繰り広げられる一組の男女の愛をどう解いていくのか、期待が膨らむ」と話した。
『Time』は「キム・ギドク監督の新作」ということだけで世界の映画ファンの関心を集めている。特に同作品は、国際映画祭への出品を念頭に制作されたと伝えられており、さらなる関心を集めている。