親子鷹の芸能人、映画ドラマに大活躍


 芸能人も今後は「家業」になるのだろうか?最近になって二世、三世芸能人のドラマ、映画出演が続き、「父子演技者時代」が到来している。

 昨年放映されたSBSドラマ『プラハの恋人』で大統領の娘のボディーガード役として出演したハ・ジョンウは、中年俳優キム・ヨンゴンの息子。彼は映画『許されざる者』と『プラハの恋人』に続き、最近キム・ギドク監督の映画『タイム』にキャスティングされた。

 チェ・ジュボンの息子チェ・ギュファンは『アンニョン!フランチェスカ』での熱演をはじめ、最近MBCドラマ「愛は誰にも止められない」を通じて準主演級の役に挑戦して印象的な眼差しを受け継いでいる。

 ソ・インの息子ソ・ジャンウォン、イ・ヨンハの息子イ・サンウォン、ドッコ・ヨンゼェの息子チョン・ソンウ、ペク・ユンシクの息子ペク・ドビン、イム・ドンジンの娘イム・イェウォンとイム・ユジンらも演技力の高さで顔を広めている。


 二世演技者は実は以前にもいた。故キム・ムセンの息子キム・ジュヒョクやナム・イルウの息子ナム・ソンジンらが直系の先輩にあたる。特にキム・ジュヒョクは映画『クァンシクの弟クァンテ』、ドラマ『プラハの恋人』などのヒットを通じて二世演技者たちの見本となっている。昨年KBSドラマ『海神』でスターダムにのし上がったソン・イルグクやヨン・ギュジンの息子ヨン・ジョンフンらも主演級の俳優に定着した。映画『マラソン』のチョ・スンウもあまり知られていないが、歌手チョ・ギョンスの息子だ。

 歌手の世界でも二世、三世が活躍している。テジナの息子「Eru」は父親とは違いバラードジャンルに挑戦している。またパク・クニョンの息子パク・サンフンも歌手デビューを控えている。

 彼らにとって二世であることが時にはプレッシャーにもなる。実際にチェ・ミンスやイ・ドックァ、ホ・ジュノ、パク・チュンギュ、ドッコ・ヨンジェらは今や二世とは呼ばれない。デビュー当時は「~の息子」「~の娘」という言葉が付きまとったが、根本的に芸能界では自分の名前だけで勝負することが生き残るための条件だ。

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