還暦を越えたスター級プロデューサー、イ・ビョンフン監督(62)が負傷を押してロケを強行した。
大河ドラマ『薯童謡』(SBS)を撮影中のイ監督は、27日午前1時に忠清南道扶余近くの採石場で撮影中、足を踏みはずして岩に頭をぶつけ額が割れる事故に見舞われた。イ監督は病院で手当てを受け12針縫う重傷。しかしイ監督は病院からすぐにロケ現場に直行して撮影を続けるという執念を見せた。
この事故が明るみになると『薯童謡』の視聴者掲示板には「体が最優先なのに・・・休める時に休んでほしい」「ドラマがもっとよくなる前兆」など心配や見舞いの言葉が寄せられた。
イ監督は『ホジュン』や『宮廷女官チャングムの誓い』など多くの人気時代劇を撮った韓国を代表するドラマ監督。イ監督のプロ根性は今回が初めてのことではない。
イ監督は2004年のドラマ『チャングムの誓い』撮影中にも足を滑らせて肩の骨が折れる事故にあったが、肩の骨を固定させる応急措置だけ受けて撮影を続けた。