ジャスティン・リン監督、『オールドボーイ』を語る


 映画『オールドボーイ』のハリウッドリメイク版は、朴贊郁(パク・チャヌク)監督の原作とはかなり異なったものになるとみられている。

 ユニバーサルが制作する『オールドボーイ』リメイク版のジャスティン・リン監督は、最近米国スーサイドドットコム(Suicide.com)とのインタビューで、「『オールドボーイ』をそのままリメイクするために、ユニバーサルと契約したのではない。この作品の中の異なるテーマを追求したい」と語った。

 台湾出身のジャスティン・リン監督は、最近の公開作『アナポリス(Annapolis)』に続き、人気アクション映画シリーズの『ワイルドスピード3』を制作した後、直ぐに『オールドボーイ』リメイク版に取りかかる予定だ。

 ジャスティン・リン監督は「『オールドボーイ』は映画の構造が非常にしっかりしており、他にもいろんなテーマを取り上げることができる」とし、「10人の監督がリメーク版を撮るとしたら、それぞれがどれほど違った作品を生み出すのか見るのも面白いと思う」と付け加えた。

 キャスティングについては「ニコラス・ケイジが公の場で、同作品の配役(オ・デス)に興味あると発言したと聞いた。しかし、まだ公式的に接触していない」と話した。ジャティン・リン監督は「『オールドボーイ』が素晴らしい作品であるため、どんな俳優だって心の底では出演したがるはず」と話した。

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