人気プロデューサーイ・ジャンスロゴスフィルム代表が、「スターの権力化現象がますます深刻になっている」とし「近いうちに、スター俳優とインタビューしようとしたら、金を払わなくてはいけない時代がくるだろう」と話したと聯合ニュースが23日、報道した。
日本オールロケで撮影されるSBSミニシリーズ『天国の木』(全10話)撮影のため日本滞在中のイプロデューサーは、最近聯合ニュースと行ったインタビューで、「イ・ビョンホン、クォン・サンウの2人は、事実上私が演出した作品を通して“韓流スター”になったといえるが、彼らは既に(私の影響力を越え)国際的スターになっている」と語った。
イプロデューサーはインタビューで、「過去に一緒に仕事をしたという縁だけで、既にスターとなった彼らを私の作品に出演させることはできないのが現実」と話した。また「『天国の木』でもクォン・サンウを男性主人公にキャスティングしようとしたが、いろいろと条件が合わず実現しなかった」と説明した。
イプロデューサーはまた、「スター俳優にインタビューしようとしたら、金を払わないといけないというのは、遠い国の話だけではない」とし「既に米国などではそうなっており、近いうちに韓国でも金を払ってインタビューする時代が来るだろう」と展望した。
MBCドラマのプロデューサーとしてデビューしたイプロデューサーは、『砂の上の欲望』『アスファルトの男』『美しい彼女』『星を射る』『天国の階段』『ラブ』など数多くのヒット作を生み、イ・ビョンホン、クォン・サンウ、シム・ウナ、チョン・ウソンなどのスターを育てた“元祖スタープロデューサー”だ。
イプロデューサーが演出し日本で撮影中のドラマ『天国の木』は、SBS水木ドラマ『マイガール』の次のドラマとして2月8日から放送される予定。4月からはフジテレビでも放映される。