「お祓いでもしなければならないだろうか?」
MBCが相次ぐ不運に戸惑いを隠せないでいる。
昨年、度重なる事故に悩まされたのに続き、22日にドラマ『オオカミ』の主人公エリックとハン・ジミンが撮影中に大事故に遭い、再び不運の悪夢が蘇った。
特に、2人は当初伝えられたより怪我の状態が悪いことが分かり、最悪の場合、主人公の負傷によりドラマ放映が中断される事態も予想される。
MBCは昨年、とりわけ多くの事件や事故に悩まされた。
昨年夏、『音楽キャンプ』の下半身露出事故をはじめ、10月には尚州圧死事件、11月にはドラマ『甘いスパイ』の下半身露出シーンの放送などが相次ぎ起こった。
音楽キャンプはそのまま番組終了に追い込まれ、『甘いスパイ』は好調だった視聴率が一転、真っ逆さまに墜落し、放送委員会の勧告措置を受けた。
このように頻繁に起こる事故の原因は、「殺人的」とも言われる超過密の撮影スケジュールが原因というのが関係者の大方の見方だ。シナリオが遅れ1ページずつスタッフに渡される台本。それに伴う徹夜の撮影は、常に事故の危険性をはらんでいた。