SBS週末劇場『天よ』が日本の小説を盗作したという疑惑に対し、脚本家のイム・ソンハンが公式的に否定した。
脚本家のイム・ソンハンは19日、ドラマのホームページ掲示板に「盗作疑惑に対する脚本家の立場」というコメントを載せ「制作陣が『日本の小説が韓国では翻訳もされておらず、インターネットに載ったこともない』と語っている」と述べ、「私は日本語が全く分からず、日本に行ったこともないのに、どうやってこの小説を買って読んだというのだろうか」とし、盗作疑惑を強く否定した。
また「小説が後にドラマ化されたというが、当時は日本のドラマを見ることもできなかった」とし「90年代初めに『人魚姫』を書いた時も盗作疑惑を受けてこのように釈明したが、またこんなことが起こった」と遺憾の意を表した。
またイム・ソンハンは「義母-嫁」という関係が日本にだけあって韓国にはないのか」とし「今度の作品のモチーフは『私はお前を嫁だとは思わないで、娘のように思う』と一言からできた」と明らかにした。
最近一部メディアでは、幼いときに別れた実の娘を後に嫁に迎えるという『天よ』の基本構図が、日本の作家連城三紀彦の84年作の短編小説『母の手紙』と似ているとし、盗作疑惑が起こった。