今が旬の牡蠣・・・グルメの集まる名産地で「牡蠣三昧」


 韓国には栄養満点の牡蠣の産地が多いが、グルメたちは忠清南道保寧川北の牡蠣が一番美味しいと絶賛する。この頃になると牡蠣の名産地「川北」のチャンウン里にある「牡蠣村」一帯では牡蠣を焼く香ばしい匂いがあたり一帯に漂う。

 チャンウン里など淺水湾一帯は西海に流れ込む川が多く、海水と淡水が混ざった干潟が発達しており、牡蠣が生息しやすい環境だという。さらに干潟で育つことにより、日照量が多いのも川北牡蠣の美味しさの秘密のひとつ。

 川北牡蠣は12月から翌年4月までが旬。牡蠣の採取はチャンウン里の沖合いに広がる干潟で行われる。引き潮の時間に合わせ、船を20分走らせると、広大な干潟から牡蠣の群れが姿を現すが、その様子はあたかも花畑を連想させる。

 チャンウン里の港近くでは牡蠣を焼く店が並ぶ。12キログラム(2万5000ウォン)なら4人でお腹一杯新鮮な牡蠣が食べられる。川北水産(041-641-7223)など牡蠣専門店では、焼き牡蠣、石焼牡蠣ご飯(6000ウォン)などのメニューがあり、宅配も可能。近くのオチョン港まで足を伸ばせば貝柱が美味のタイラギなども食べることができ、冬の海に沈む美しい夕日も観賞できる。

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