韓国人女優が相次ぎゴールデングローブ受賞


 キム・ユンジンが笑顔で親指を立てた。胸が大きく開いたベージュのドレスはレッドカーペットでさらに輝いていた。

 キム・ユンジンが出演した米ABCドラマ『LOST』が16日夜(現地時間)、米ロサンゼルス・ビバリーヒルズで行われた第63回ゴールデングローブ賞授賞式のテレビドラマ部門で作品賞を受賞した瞬間だった。オーディションを通じて『LOST』の19人のメンバーに選ばれたキム・ユンジンは、すでに米国でスターになり、今年はビリー・ボブ・ソーントン主演の映画『Georgia Heat』にも出演する。


 サンドラ・オーは大きな声で飛び跳ねながら喜びを表した。医学ドラマ『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』で情熱的なインターンとして活躍中の彼女は、この日テレビ映画部門の女優助演賞を受賞した。ゴールデングローブ賞の授賞式で韓国系女優が受賞したのは今回が初めて。サンドラ・オーは「トロフィーを両親に捧げます」と言って言葉を詰まらせた。カナダに移住した両親は1971年に彼女を授かった。

 この日、栄冠に輝いた「コリアン・アメリカン」は女優だったが、ハリウッドではすでに韓国系俳優が活躍している。テコンドー師範の父親を持つウィル・ユン・リーとカール・ユーン兄弟が代表的。

 兄ウィル・ユン・リーは『007/ダイ・アナザー・デイ』、弟カール・ユーンは韓国でも間もなく公開される『SAYURI』でコン・リーと恋に落ちる日本人の板前役で出演している。また米ピープル誌の選ぶ2002年の「世界で最も美しい50人」の1人に選ばれている。

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