一重まぶたの俳優・タレントが大ブレイク


 チョン・ジフン(ピ、rain)、キム・ジュヒョク、チョ・スンウ、キム・ジェドン、ソ・ジソプ、キム・ジェドン、そしてカム・ウソン、イ・ジュンギ、イ・テゴン…。

 一重まぶたの男性たちが高い人気を集めている。

 しばらく女優に負けないはっきりとした二重まぶたをした男性たちが人気を集めたが、最近になって一重まぶたや奥二重、切れ長の目をした男性たちの魅力にスポットライトが当てられている。

 最近その中でも特に話題を集めている一重まぶたの俳優は映画『王の男』のイ・ジュンギとカム・ウソン。イ・ジュンギが演じるコンギルは一重まぶたの特徴を活かしたキャラクターで劇中きれいに化粧した美しい目は二重まぶたでは想像し難い魅力を発している。

 当初は女性より男性ファンにアピールするはずだったが、いざふたを開けてみると、むしろ女性ファンから熱烈な支持を得て公開から半月も経たないうちにファンサイトの会員数は20万人に迫り、中でもマイクラブなど女性向けサイトでは半数以上がイ・ジュンギの書き込みで占められている。

 同じ『王の男』に出演しているカム・ウソンも一重まぶたの目が魅力。ソウル大学出身のエリート俳優としてデビューしたカム・ウソンは3月スタートのSBSドラマ『恋愛時代』にソン・イェジンと共演して絶頂の人気を目前に控えている。

 最近SBSドラマ『天よ』で人気上昇中のイ・テゴンも一重まぶたの優しい印象で多くの女性たちの間で高い好感度を誇っている。

 昨年、芸能界を席巻したチョン・ジフン、キム・ジュヒョク、チョ・スンウ、ソ・ジソプも一重まぶたという共通点がある。



 チョン・ジフンはドラマ『サンドゥ、学校へ行こう!』『フルハウス』に続き『このひとでなしの愛』でも一重まぶたの魅力を発散した。過去の2作品では明るく笑う時の目が人気を集めたが、『このひとでなしの愛』では復讐を試みる毒気に満ちた眼差しと復讐が愛に変わった後の悲しい眼差しで二重まぶたの俳優には演出しにくい魅力的な演技を披露した。

 ドラマ『プラハの恋人』に続き映画『クァンシクの弟クァンテ』『青燕』で多くの女性の偶像となったキム・ジュヒョクも一重まぶたの目で女心をつかみ、映画『マラソン』とミュージカル『ヘドウィグ』で最高の一年を送ったチョ・スンウも一重の男性的な目で多くの女性ファンを魅了した。

 兵役中のソ・ジソプ、ヨン・ジョンフン、ユン・ゲサンも代表的な一重まぶたの俳優。中でもソ・ジソプは一重まぶた俳優の元祖的存在で『ごめん、愛してる』では主人公のムヒョクを完璧に演じて大ブレイクした。

 コメディアンではキム・ジェドンの細い目がむしろ個性の強い魅力としてアピール、ブレイクしてから既にだいぶ経つ。

 目鼻立ちがはっきりしているほど、むしろ多様なキャラクターを消化するのにマイナスとなるのとは対照的に一重まぶたの目は一種のまっさらなスケッチブックのようで俳優がどんなキャラクターを演じても完璧にこなすのに役立つという評価だ。

 演じる役によって悪役と善役はもちろん、何を考えているか分からない神秘的な印象、女性らしさ、セクシーさ、愛らしさなど、多様な特徴を出すことが出来、むしろ演技者としてはプラスな部分が多いという。

 もちろん一重まぶたといっても一つだけ前提条件がある。奥二重であったり、目そのものは大きく、さまざまな表情の演出が可能でなければならない。

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