ジウ姫が再び、日本列島を沸かしている。
チェ・ジウ主演のTBS(東京放送)創立50年記念特別ドラマ『輪舞曲-ロンド-』の初放送(15日)が、目前に迫っているからだ。
これにより、東京全域は今、チェ・ジウと男性主人公の竹野内豊の2人が並んで立っている『輪舞曲-ロンド-』のポスターや看板で埋め尽くされている。
それもそのはず、韓流スター最高の女優チェ・ジウが日本で制作するドラマに初めて出演し、スクリーンにこだわり続けてきた最高の俳優竹野内豊が10年ぶりにブラウン管に戻ってきたからだ。そのうえ創立50周年を迎えるTBSが総力を挙げて制作、宣伝しており、雰囲気はさらに高潮している。TBSは日本では最高のゴールデンタイムである日曜日午後9時に『輪舞曲-ロンド-』を編成、1話当たり10億ウォンを超える総額120億ウォンの制作費を投入しており、日本国内でも話題になっている。
日本のメディアは、最高の俳優と最高の制作費が投入された同ドラマは、日本国内で最高の人気を博した『冬のソナタ』のシンドロームを再び巻き起こす兆しを見せていると分析している。また大衆文化の専門家たちも、これまで日本が一方的に韓国ドラマを輸入、放送してきたことから、一部では拒否感もあったが、『輪舞曲-ロンド-』の制作により、“韓流の現地化”という新しい転機を迎え、韓流がさらに大きな力を発揮するだろうと予想した。
『輪舞曲-ロンド-』は現在、アジア9か国との輸出交渉が完了しており、制作費はほとんど回収した状態。しかし、ドラマ終了後に販売されるDVDの版権や歌手イ・スンチョルが歌うオリジナル・サウンドトラックの販売などで数千億ウォンの経済効果があると日本の経済専門家たちは分析している。
同ドラマに24億ウォンを投資し、“韓流の現地化”定着のために奔走しているイェダンのピョン・ドゥソプ社長は、「今の雰囲気からみると、『輪舞曲-ロンド-』が『冬のソナタ』と同等の反応を見せると予想される」とし「チェ・ジウをはじめ、今回のドラマに出演するシン・ヒョンジュン、イ・ジョンヒョン、そしてサントラを歌うイ・スンチョルが韓流の新しい風を巻き起こすだろう」と自信を見せた。