【2006韓国映画期待作10選】④『デイジー』


 『デイジー』
 監督:劉偉強(アンドリュー・ラウ)、制作:アイフィルム、主演:チョン・ウソン、チョン・ジヒョン、イ・ソンジェ

 初恋の思い出を大切にしまい込んだまま、慣れないアムステルダムで似顔絵を描く画家ヘヨン(チョン・ジヒョン)。任務遂行中にヘヨンに近づく国際警察のジョンウ(イ・ソンジェ)は、彼女の待っている人が自分ではないことを知りながら恐れの中で想い続ける。ヘヨンに毎日デイジーの花を送っていた主人公パギ(チョン・ウソン)はしかし気軽に彼女の前に姿を現せない。苦しみながら2人の愛を見守らなければならない彼は冷酷な殺し屋なのだ。

 『デイジー』はまさに多国籍プロジェクト。製作・シナリオ・配給は韓国、監督・スタッフ陣はアジアのドリームチームが引き受けた。しかもセット撮影ゼロのオランダオールロケ。それでも悲痛な愛とスペクタクル・アクションを両方狙う『デイジー』で何より楽しみなのはチョン・ウソン、チョン・ジヒョン、イ・ソンジェの幻想的な共演だ。2月封切り予定。

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