【2006韓国映画期待作10選】③『淫乱書生』


 『淫乱書生』
 監督:キム・デウ、製作:映画社シルクロード、主演:ハン・ソッキュ、イ・ボムス、キム・ミンジョン

 名声高く人望厚い士大夫(貴族階級)家の息子で、当代最高の文章家として知られるユンソ(ハン・ソッキュ)。権力にも党派争いにもだた虚しさしか感じなかった彼に生きる刺激となったのがポルノ小説。創作意欲に燃えるユンソは、完成度を高くするため一家の宿敵クァンホン(イ・ボンス)とも手を握り、書いた小説はたちまち話題作に。とうとう王の寵愛を受ける側室、ジョンビン(キム・ミンジョン)の手にまで・・・。

 『情事』『スキャンダル』の脚本家、キム・デウが脚本・演出の『淫乱書生』は、何よりもシナリオの力に期待できるという声が多い。製作前から映画会社のメッカ忠武路に最高のシナリオといううわさが広まるほどの話題作。時代劇初出演に挑戦したハン・ソッキュとイ・ボンスも期待できる。挑発的でちょっとずる賢い『淫乱書生』は2月に公開される。

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