イ・ヨンエ、ベルリン映画祭審査委員候補に


 女優のイ・ヨンエが、来月9日からドイツで開かれる第56回ベルリン国際映画祭の審査委員の最有力候補に挙がっていることがわかった。また、同映画祭ワークショッププログラムの「タレントコンファレンス」にも韓国人監督1人が講師として招待された。

 ベルリン映画祭の審査委員に委嘱された女優として名前が挙がっている人物はイ・ヨンエ、ムン・ソリ、キム・ジス、イ・ヘヨンなどだ。一部メディアは、このうち『親切なクムジャさん』と『宮廷女官チャングムの誓い』(原題『大長今』)で今年韓国を代表する韓流スターに浮かび上がっているイ・ヨンエを最有力候補として注目している。

 釜山国際映画祭事務局側は、「ベルリン映画祭事務局から、韓国の女優を国際コンペティション部門の審査委員に委嘱するため該当女優と連絡を取ったと聞いており、女優の名前も聞いているが、国際慣例上正式発表前に話すことはできない」とし、「今週末にもベルリン映画祭事務局から発表されるだろう」とだけ答えた。

 韓国の女優がカンヌ、ベニス、ベルリンなど世界3大メジャー映画祭に審査委員として委嘱されるのは今回が初めてだ。これまでベルリン映画祭は、マギー・チャン(1997年)、 ミシェル・ヨー(1999年)、コン・リー(2000年)など主に中華圏の女優が審査委員に委嘱されてきた。

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