K、アルプスの秘境を収めたミュージックビデオがネチズンの間で話題


 昨年、日本でセンセーショナルを巻き起こした歌手Kのアルプスの秘境を収めたミュージックビデオ写真集が公開され、ファンの注目を浴びている。

 18日にニューアルバムをリリースするKは昨年12月10日、タイトル曲『笑おうよ』のミュージックビデオの撮影のため、モーツアルトの魂が眠るオーストリアザウツブルグに到着し、10日間にわたりミュージックの撮影に臨んだ。

 Kのミュージックビデオの演出は、teiとロックバンドPIAなどのミュージックビデオを制作したキム・テヒョン監督が手がけ、ソテジの写真集を担当したカメラマンのハン・ヨンシンが現地で秘境をカメラに収めた。


 Kは零下15度前後の強い寒さの中で、大型グランドピアノの前でリップシンクを完璧にこなし、スタッフから拍手喝采を浴びた。海抜2800メートルの高地で撮影された今回のミュージックビデオは、大型グランドピアノや長さ16メートルの無人のカメラクレーンなど全ての撮影装備をケーブルカメラで移動するという珍しい光景が見られた。

 Kとザウツブルグに同行した所属事務所関係者は「現地アルプス山脈のケーブルカーを運航する運転手や現地オーストリア住民は、アルプス山脈の上に大型グランドピアノが運搬されるのを初めて見たとし、撮影人の努力に舌を巻いた」と伝えた。


 Kは「零下15度を下回る厳しい寒さと悪天候のため、結局計画していたヘリコプターの撮影をあきらめなければならなかった」とし、「天候がよくなることを期待したが、結局アルプス山脈全体の秘境は撮れなかった」と悔しさをあらわにした。しかし、「世界的な音楽の巨匠の魂の眠る都市でミュージックビデオを撮影できて、感慨深かった」とのコメントを同時に発表した。

 Kの新曲『笑おうよ』は、Kの感性溢れる歌声と66人のオーケストラの演奏に乗って繊細でありながらも壮大なスケールの曲で、今回のミュージックビデオの映像と絶妙な調和を醸し出しているという評価を得ている。

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