チャン・ソヒ、中国で歌手デビュー


 タレントのチャン・ソヒが電撃的に歌手デビューする。

 チャン・ソヒは、中国ドラマ『庚子西京記』に主人公として出演し、ドラマ挿入歌も歌う。

 『庚子西京記』は、特殊な歴史背景の中で繰り広げられる宮中の残虐な権力争いと政治的策略、感動的なラブストーリーをテーマとした大河ドラマ(全30話)。同ドラマで、チャン・ソヒは深い事情を抱える京劇俳優「白牡丹」と皇帝から寵愛を受ける女性「チンビ」の1人2役を演じる。

 チャン・ソヒは、1話あたり3000万ウォンのギャラと各種広告収入として約10億ウォンの出演料が支払われる。これは中国ドラマでも史上最高の待遇だ。

 今回チャン・ソヒが『庚子西京記』の挿入曲を歌うことになった理由はただ一つ。中国ファンのためのファンサービスだ。

 これまで中国で歌手デビューのオファーを度々受けてきたにもかかわらず、その度に演技に専念することを理由に丁重に断ってきた。しかし、ドラマ『人魚姫』が中国で人気を呼び、中国のファンたちがラブコールを送り続け、結局オファーを受けたとのこと。チャン・ソヒはドラマのサントラ販売に合わせて、中国でコンサートを行う計画だ。

 チャン・ソヒの関係者は「チャン・ソヒはテレビで何度か歌ったことはあったが、アルバムをレコーディングするのは今回が初めて」とし、「歌の実力もかなりのものなので、中国で好評を得るだろう」と期待を示した。

 一方、今月8日に中国杭州で初撮影が行われる『庚子西京記』は、3カ月の撮影を経て今年上半期に中国CCTVで放送される予定だ。

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