視聴率で見る「2005年ドラマベスト10」


 MBCミニシリーズ『私の名前はキム・サムスン』が、2005年のドラマ視聴率1位の座を占めた。

 視聴率調査会社TNSメディアコリアが1月1日から12月6日まで、全国世帯平均視聴率を分析した結果、『私の名前はキム・サムスン』が37.7%を記録し、ダントツ1位に輝いた。

 銀幕のスター、キム・ソナが久々にブラウン管に復帰して「サムスンシンドローム」を起こし、新人ダニエル・ヘニーやヒョンビン、チョン・リョウォンもスターダムにのし上がった。

 2位は34.2%を記録したKBS第2テレビ水木ドラマ『バラ色の人生』。完全カムバックに成功したチェ・ジンシルが全国を涙の海にし、下半期に最も輝いたドラマとなった。

 KBS第1テレビ週末連続ドラマ『両親への手紙』は30.1%の全国視聴率で3位を獲得した。温かい家族愛を描き、40~50代の視聴者に好評だった。

 4位にランクインしたKBS第1テレビ大河ドラマ『海神』(29.6%)は、時代劇で唯一トップ10入りした。チャン・ボゴの人生をリアルに描いたタイトルロールを演じたチェ・スジョンと「閻長」ソン・イルグクの熱演が光を放った。

 コ・ヒョンジョン、チョ・インソン、チ・ジニが主演したSBS特別企画『春の日』は28.5%で5位にランクイン。3人の泥沼愛が若い視聴者の目を釘付けにした。

 MBC連続ドラマ『頑張れクムスン』は27.5%で6位、SBS特別企画『プラハの恋人』は26.4%で7位だった。

 一方、『私の名前はキム・サムスン』最終回(7月21日)が50.5%となり1話あたりの最高視聴率を記録し、『バラ色の人生』15話(10月12日)と『頑張れクムスン』の最終回(9月30日)が47.0%と40.1%で後に続いた。

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