歌手のフィソンが、クォン・サンウ、ユ・ジテが主演した映画『美しき野獣』の共同プロモーションに乗り出す。
9月に4thアルバムをリリースし『Good Bye Luv』と『1年なら』で精力的な活動を見せたフィソンは、3枚目のタイトル曲を『空を歩いて』に決定し、映画『美しき野獣』の映像を編集しミュージックビデオを制作した。
同ミュージックビデオの制作は、『美しき野獣』の制作会社側からフィソンにオファーがあったもので、クォン・サンウとフィソンのイメージが良くマッチしているのはもちろん『空を歩いて』が『美しき野獣』のテーマソングとしてピッタリだというのが映画制作会社側の見解だ。
『美しき野獣』でクォン・サンウは荒っぽくて強い男のイメージを持つ強力班(凶悪犯罪担当部署)の刑事役を熱演した。フィソンの『空を歩いて』は、愛する女と別れた男の傷ついた心を歌った曲だ。
フィソンのマネジメント会社YGエンターテインメントは「一見イメージが相反するようだが、2つの作品はいずれも運命と愛の前で絶えず悩み苦しむ男本来の姿を描いている。強い男の映画に強い男の歌が加わったともいえるが、ハスキーでパワフルなフィソンの声と映画のようなドラマチックな曲の構成が、映画にマッチしていたので決定した」と説明した。
実際、フィソンは『Good Bye Luv』と『1年なら』のミュージックビデオで荒々しい男性的な演技を見せたことがあり、映画『美しき野獣』で荒々しさを存分に表現したクォン・サンウのイメージともよくマッチしているという評価を得ている。
YGエンターテインメントは「フィソンがミュージックビデオで男らしい魅力を見せ、役者オファーも入ってきた」とし「もちろん、歌に専念したいというフィソンの強い希望により、役者進出は全く考えていない」と明らかにした。
フィソンは『美しき野獣』が公開される1月末に合わせ、フィソンも『空を歩いて』の活動を続ける予定であり、前にも増して男らしくて強いフィソンへとイメージチェンジを図る計画だ。当初12月で4thアルバムのプロモーションを終える予定だったが、『空を歩いて』のミュージックビデオを既に見たファンたちの直接ライブで歌う姿が見たいという要望により、活動を延長している。