歌手のピ(rain)が国賓扱いを受け、台湾に入城した。28日午前11時(以下現地時間)台湾中正国際空港に到着したピは、入国の場面から台湾のGTVとTVBSが中継するという特別待遇を受けた。空港には29,30日に台湾初公演を控えたピを一目見ようと1000人余りのファンが押し寄せ、警備員30人が動員された。
ピの特別待遇はホテルで極みに達した。台北市内に位置するシェラトン台北ホテルはピのために、1日の宿泊費だけで19万台湾ドル(韓国ウォンで700万ウォン)もするプレジデントスイートルームを用意した。この部屋は最近、台湾を訪れたチャン・ドンゴンが宿泊したプレジデントルームより3倍以上もすると伝えられ、ピの人気の高さをうかがわせた。
ホテルに荷物を置いたピはすぐに300人余りの現地メディアを対象に記者会見を行った。ピは「2006年にはアジアのスターとして米国に進出する元年になる」とし、「今回の台湾コンサートも海外進出プロモーションの一環であり、私の全てをお見せする素晴らしいステージになるだろう」と明らかにした。一方、記者会見に同席したパク・ジニョンは「ピの本格的な米国進出の時期は来年秋が有力」と付け加えた。