ピのペプシ香港プロモイベント、4000人のファン熱狂 


 飲料メーカーのペプシがプロモーションキャラクターに抜擢したアジアのスター「ピ(rain)」が、香港でコンサートさながらの盛大なプロモーション・イベントを行い、アジアのスターであることを改めて証明した。

 27日午後、香港コンベンションセンターAホールで行われたプロモーション・イベントには、約4000人のファンと約400の中国メディアが取材合戦を繰り広げ、ピの中国語圏での人気を実感させた。

 今回のイベントに参加したピの所属事務所JYPエンタテインメントの関係者によれば、この日のイベントは「ピとペプシの出会い」「ペプシモデルとしてのピ」「記者会見」の3部構成で行われ、まるでコンサートのようだったと言う。

 1部は歴代ペプシモデルを紹介する大型ビジョンのVTRで始まった。レスリー・チャン、アンディー・ラウ、アーロン・クォック、フェイ・ウォンら過去のペプシモデル、F4、ジェイ・チョウ、ケリー・チャン、ニコラス・ツェー、エディソン・チャンら現在のペプシモデルの名前が紹介され、最後に「新しい世界を開くRain -鄭智薫」という名前が3つのLEDでクローズアップされた。ピはペプシを象徴する青と赤の衣装を着てステージに登場した。

 そしてピはスポーツカーに乗り、ステージを一周した後、観客に記念品を投げた。また、ステージに上がって司会者と話した後、岩に突き立てられたエクスカリバーを抜く儀式を行った。


 2部はミュージカルを連想させる構成で、ステージに30人のダンサーが「雨」を象徴する音楽『Singing in the Rain』に合わせてダンスを披露してスタート。そしてステージ正面の大型LEDが二つに割れてピを乗せた模型の飛行機がステージ前に登場して会場のボルテージは最高潮に達した。飛行機から降りたピはダンサーと共にダンスを披露、手形イベントなどを行った後、ピが直接ビデオカメラを手にして客席の観衆や自分の姿を撮りながら幕を閉じた。

 続けて行われた3部の記者会見では、中国語圏全域から派遣された400余りのメディアが取材合戦を展開した。

 「中国語圏で活発な活動を展開する韓国の芸能人についてどう思うか?」という質問にピは「単純に中国語圏で活躍するという意味よりは相互間の文化交流を通じて互いに対する理解を深めたい」と答えた。

 そしてドラマ『このろくでなしの愛』に対する感想、ツアーの度に父親が同行して今後も多くの時間を一緒に過ごしたいという話し、「来年2月のニューヨーク公演にアジアのファンがたくさん集まって喜んでもらいたい」と語った。

 26日に約1000人のファンの歓迎を受けて香港入りしたピは、この日のイベント終了後、28日には台湾に渡り、29、30日の『Rainy Day-Taipei』公演に出演する。

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