イ・ダヘVSキム・オクビン、詐欺師キャラで正面対決


 イ・ダヘとキム・オクビンの新人スターが新年に詐欺師のキャラクターで激突する。

 今月14日からスタートしたSBS『マイガール』のチュ・ユリン役を演じるイ・ダヘが高い人気を集めている中、新人キム・オクビンがソ・ウネ役を演じるKBS第2テレビ『こんにちは神様』が来年1月9日にスタートする。

 イ・ダヘは「幸せになるでしょう」という台詞を武器に微笑みのキャラクターで好評を博している。巧みな話術と何でも臨機応変に対処する能力を持ち、子どもの頃、父親の転勤で各国を転々とした経験を活かして日本語、中国語も万能なチュ・ユリンは、財閥企業会長の孫娘にまで偽装することになる。

 ここに楽天的な浮気者ソ・ジョンウ(イ・ジュンギ)とスタースポーツ選手のキム・セヒョン(パク・シヨン)が加わり、財閥一家の孫コン・チャン(イ・ドンウク)のハートを射止めることが出来るかが主なテーマのラブコメディ。

 映画『女子高怪談4』やSBSテレビの秋夕(チュソク、旧盆)スペシャル『ハノイの花嫁』を通じて注目されるようになったキム・オクビンも元気溌剌で陽気な詐欺師としてイメージチェンジを図る。順風満帆な人生そのものだったソ・ウネは事故が起こったバスの近くの席に座っていた特殊学校の教師と身分が入れ替わってしまう。

 ソ・ウネはチュ・ユリンより更に複合的な人物。涙が出るほど皮肉なことをするソ・ウネの心はいつも虚しい。IQ65から手術でIQ185になるハル(ユ・ゴン)の愛情を受け、ハルが再び退化して別れに至るというヒューマンドラマ。

 嘘のためにむしろキュートに見える彼女たちの元祖格は2003年に公開された映画『彼女を信じないでください』のキム・ハヌルと言える。田舍に住む薬剤師チェ・ヒチョル(カン・ドンウォン)の婚約者を自任する詐欺の前科を持つチュ・ヨンジュ役で映画デビュー7年目にして百想芸術大賞の映画部門で最優秀演技賞を受賞した。

 二人の新人イ・ダヘとキム・オクビンが純情無垢な役を演じる姿が、女詐欺師の元祖格を演じた先輩女優キム・ハヌルの演技を超えることが出来るか注目される。

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