クォン・サンウが、異種格闘技「PRIDE」のリングに上る。
クォン・サンウ側は「普段からテレビで異種格闘技観戦をよく見ているクォン・サンウが、日本で開催されるPRIDEの試合を生観戦することにした」とし、「30日から2泊3日の日程で、日本を訪れる」と伝えた。
クォン・サンウが観戦する試合は、31日にさいたまスーパーアリーナで開催されるイベント「PRIDE男祭り2005-ITADAKII-」。ミルコ・クロコップ、ヴァンダレイ・シウバ、桜庭和志など、我こそはという異種格闘技のスターたちが勢揃いする試合だ。
クォン・サンウが大のスポーツ好きであることは、ファンの間では有名。テコンドー、ボクシング、バスケットボールが得意で、韓国を代表する“モムチャン”俳優とされている。そんなクォン・サンウが異種格闘技の魅力に取りつかれ、年末に開催されるスペシャルイベントの話を聞きつけ、現場観戦を企画したのだ。
観戦の形式は未定。クォン・サンウ側は純粋に観戦することだけに重点を置いているが、来年2月11日に日本で主演映画『美しき野獣』が公開される予定であることから、日本のファンたちに向けたファンサービスが即興で行われる可能性も排除できない。
もし、リングに上がってあいさつをすることになれば、韓国の俳優としてはキム・ヒソンに次いで異種格闘技のリングに上がる2人目の俳優になる。
キム・ヒソンは先月19日、東京ドームで行われたK-1世界GPベスト8戦に参加、開会宣言をして崔洪万(チェ・ホンマン)に応援のメッセージを込めた花束を渡した。
今回の大会はフジテレビで午後6時から生中継される予定。同日、TBSではK-1のイベントが行われ、NHKでは伝統を誇る年末歌謡番組『紅白歌合戦』が放送される予定で、熾烈な視聴率争いが予想される。