映画『ビッグスウィンドル』で詐欺師として登場し、騙し合いをしたペク・ユンシクとイ・ムンシクが映画『ケンカの技術』でケンカの達人として再会した。
『ビッグスウィンドル』で、それぞれ中年の詐欺師「キム先生」と二枚舌「オルメ」という独特なキャラクターで対決をした2人は、1年の歳月を経て再び「ケンカ」することになった。
映画会社との縁で『ケンカの技術』に友情出演することを自ら要望したイ・ムンシクは、映画の導入部からいきなり登場し、ケンカを習いたいというビョンテ(ジェヒ)の武術師範として映画にアクセントを加えた。劇中では町の不良も恐れる“ワル”の師範という役どころで、目を突く技(?)まで教えている。
撮影直前、「何シーンもないが、華麗な個人技で客席を圧倒する」と意欲を燃やしていたイ・ムンシクは、コンテにもないアドリブでカメラを満足させた。イ・ムンシクのコミカルな表情の演技にジェヒがつられて笑ってしまい、NGになったという話だ。
一方、ペク・ユンシクは隠遁していた達人「オ・パンス」役で登場し、華麗な個人技を披露する。