ユン・ソクホプロデューサーの“季節連作”の完結編『春のワルツ』のヒロインがソン・ユリから新人女優ハン・ヒョジュに代わった。
このドラマの制作会社であるユンスカラーの関係者は「ソン・ユリ側と意見の食い違いがあり、オーディションで選ばれたハン・ヒョジュをヒロインに抜擢した」と23日伝えた。
この関係者は「世間の噂のように相手役の男性俳優が新人であるという点だけでなく、この役がソン・ユリにとって負担が大きいという点や、出演料、その他諸々の条件や問題が複合的に絡まっている」とし、「このためソン・ユリ側が20日頃、出演を辞退する意を伝えてきた」と伝えた。
また、「ミュージカル『冬のソナタ』のため日本・札幌に行っているユン・ソクホプロデューサーが26日に帰国するため、その時に最終決定をする予定だった」とし、「しかし28日にオーストラリアロケのため出国しなければならなくなり、これ以上決定を遅らせることができず、23日配役交代を最終決定した」と説明した。
一方、ソン・ユリの所属事務所サイダースHQの関係者は「ドラマの完成度のため男性主人公の交代を要求し、代案としてほかの男性俳優を推薦したのは事実。このため19日に予定されていた『春のワルツ』の制作発表会を遅らせて欲しいと提案した」とし、「しかし主な問題は出演料に関すること」と強調した。
結局このドラマはソ・ドヨン、ハン・ヒョジュという2人の新人俳優が率いていくことになった。この2人は他の出演俳優ダニエル・ヘニー、イ・ソヨンと制作陣と共に、28日、オーストラリアに出国する。