チャン・ドンゴン主演映画、韓中両国で興収記録更新


 チャン・ドンゴンが主演した2本の映画『タイフーン』と『PROMISE 無極』が、韓国と中国で同じ週に各国の最高興行記録を更新する記録を打ち立てた。

 20日、ショーイーストによれば、今月15日、韓国と日本を除いたアジア全域で同時公開された『PROMISE 無極』は、中国で公開初日に31億ウォン、公開1週目には111億ウォンを稼ぎ、100年の歴史を誇る中国映画界で史上最高の興行収入を記録した。

 公開初日に2115万元(約31億ウォン)という記録は、1998年に中国で公開されたレオナルド・ディカプリオ主演の『タイタニック』が打ち立てた1800万元の記録を7年ぶりに更新したもの。17日には1日で2500万元(約37億ウォン)を記録、1日の興行収入でも新記録を達成した。

 公開1週目の7452万元(約111億ウォン)という記録も、チャウ・シンチーの『カンフーハッスル』が記録した6400万元、チャン・イーモウ監督の『HERO』が記録した6200万元を大幅に更新する記録となった。

 これに先がけ、チャン・ドンゴンとイ・ジョンジェが共演した期待作『タイフーン』(監督:クァク・キョンテク)が、公開初日の14日に1日で28万人の観客を動員したのに続き、公開1週間で180万人の観客を動員、韓国興行成績の新たな歴史を作った。

 これは韓国最高の興行収入を記録した『ブラザーフッド』(原題『太極旗を翻して』)が記録した177万人を超えるもので、韓国映画史上最高の制作費150億ウォンを投じた超大作『タイフーン』の記録更新に注目が集まっている。

 これによってチャン・ドンゴンは、1日違いで公開された『PROMISE 無極』と『タイフーン』の2本の映画が中国と韓国で連日新記録を打ち立てるという偉業を成し遂げた。『PROMISE 無極』は来月には韓国でも公開され、また『タイフーン』は来年、ドリームワークスの配給で北米での公開が決定している。チャン・ドンゴンは大陸と海を越えて世界的なスターへの飛躍を目前にしている。

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