ミュージカル『冬のソナタ』、来年も続く韓流ブーム


 韓流ブームの火付け役となった『冬のソナタ』(制作:ユンスカラ)が、今度はミュージカルになる。ユンスカラ側は、来年1月7~13日と2月6~9日まで、札幌教育文化会館での初公演を皮切りに東京、大阪など日本各地で公演を行うことを決定し、最近、忠南道天安でリハーサルを行った。

 ペ・ヨンジュンが演じた「チュンサン」役には、ポップオペラ歌手のイム・テギョンとミュージカル俳優コ・ヨンビンがキャスティングされ、“ヨン様”人気を引き継ぐべく舞台稽古に励んでいる。イム・テギョンは創作ミュージカル『火の剣』でミュージカルデビューしており、コ・ヨンビンは日本の劇団四季でも活動していて日本語が堪能だ。


 チェ・ジウが演じた「ユジン」役には、パク・ホンジュとソ・ヒョンジョンがキャスティングされた。2人は共に声楽を専攻した期待の新人で、今回が本格的な舞台デビューとなる。

 ミュージカル『冬のソナタ』は、江原道龍平リゾートのイベントステージを舞台に、リゾート建設会社理事のチュンサンとリノベーション(大規模改装)を請け負った設計士ユジン、イベントを演出するサンヒョクたちのストーリーを描いている。韓国語で公演し、日本語字幕がつく。

 一方、同ミュージカルは札幌市の要請で、2010年までの5年間、札幌雪祭りの特別招待プログラムに選定された。

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