チェ・ジウ「韓国の共演者がいて寂しくない」


 「これほど大きな意味を持つドラマに出演することになったことを光栄に思います。初めは多くのプレッシャーを感じましたが、素晴らしい監督やスタッフ、竹野内豊さん、韓国で共演したことのあるシン・ヒョンジュンさん、イ・ジョンヒョンさんとも共演できて、良い作品になると確信を持てるようになりました」

 19日午後12時30分から、東京セルリアンタワー東急ホテルで開かれたTBS 50周年特別企画ドラマ、日曜劇場『輪舞曲-ロンド-』の制作発表会で、チェ・ジウは終始スポットライトを浴びていた。

 この日、黄色のミニスカートのワンピースに、髪を後ろで束ねた姿で登場したチェ・ジウは、シン・ヒョンジュン、イ・ジョンヒョンの二人と主人公を演じる竹野内豊ら11人の日本人俳優の中で一際目立っていた。

 チェ・ジウはまず、映画『冷静と情熱のあいだ』で知られる相手役の竹野内豊について、「初めて会って握手をしましたが、目にとても強いカリスマがある俳優だと感じました。『冷静と情熱のあいだ』ではソフトなイメージの男性を演じていましたが、今は髭も蓄えて髪型も違うので、完全に違う印象を受けました。だから日本でも認められる演技派俳優の一人だということが分かりました」と話した。

 また、「初めは言葉があまり通じなくてとても心配でしたが、今はそんな心配はなく、言葉が通じないということは感じません。(竹野内豊は)意外にひょうきんな面もありました。呼吸を合わせて素晴らしい作品が出来ると思います」と付け加えた。

 チェ・ジウはまた、「現在、第1話の撮影を終えたところで、3、4話に面白いシーンがありますが、今まで撮影した部分もすべて心に残っています。日本に来てから1か月ほど経ちました。初めは寂しくなると思いましたが、韓国で共演したシン・ヒョンジュンさんとイ・ジョンヒョンさんがいるので、思ったほど寂しくありませんでした。休みの日にはホテルで食事を作って食べたり、時間がある時は温泉に行ったり、ディズニーランドにも行きました」と近況を報告した。

 一方、この日の制作発表会には歌手のイ・スンチョルが登場。ドラマ主題歌の『さよなら』を歌い、大きな拍手を受けた。イ・スンチョルは2月にこの主題歌が収録されたシングルを日本でリリースして現地で本格デビューを果たす。

 韓日合作ドラマ『輪舞曲-ロンド-』は、来年1月5日からTBS系列で放送される。韓国で父親を殺された過去を持つ日本人刑事(竹野内豊)と、行方不明になった父親を探しに日本に来た韓国人女性(チェ・ジウ)が東京で出会い、恋に落ちていくという運命を描いたドラマだ。

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