歌手のイ・スンチョルが来年2月、日本でシングルをリリースし、本格的に日本デビューをすると明らかにした。
19日午後12時30分、東京セルリアンタワー東急ホテルで開かれたTBS50周年特別企画日曜ドラマ『輪舞曲-ロンド-』の制作発表会で、ドラマの主題歌『さよなら』を発表したイ・スンチョルは、韓国取材陣と行ったインタビューで、このように語った。
1985年にグループ「復活」のメンバーとして歌手デビューしたイ・スンチョルは、「来年2月にテーマソング『さよなら』と安全地帯の曲をリメークした曲、韓国でリリースした『I Will』を日本語で歌った3曲などを収めたシングル版でデビュー20年目にしてJ-POPデビューする」と話した。また「来年3月、アメリカ巡回公演を終えた後、4月に日本でデビューコンサートを行う予定」と明らかにした。
イ・スンチョルは、「『さよなら』は日本語で歌う初めての曲で、レコーディングにも7時間かかった」とし、「通常、歌1曲をレコーディングするのに1時間もかからないのに、(日本語の)発音を細かいところまで直してレコーディングした」と説明した。また「日本人プロデューサーが発音が完璧だと褒めてくれ、驚いた」と喜びを表した。
イ・スンチョルはこの日、制作発表会で「デビューしてから20年、多くの栄光の瞬間があったが、今日という日は神が与えてくれた日のようだ」と語ったことについて、「デビュー20年で、また別の世界が開けることを幸せに思い、それを誠実に表現した」と説明した。
また「K-POPの歌手として、日本デビューを躊躇する面もあり、空白期間が怖くて神経質になったりもしたが、日本でJ-POPデビューできる機会が出来たのはラッキー」と強調した。
一方、イ・スンチョルは「同ドラマの主題歌は、もともと別の歌手が歌うことになっていたが雰囲気が合わず、他の歌手を探していて、イェダンエンタテインメント代表がTBSとの交渉テーブルの場で突然私のことが思い浮かび、私を推薦した。ちょうどTBS関係者の中に私のファンがいて、最終的に私が選ばれた。本当にラッキーだった」とし、エピソードを明らかにした。