今年の韓国映画、海外輸出高15%増

 今年の韓国映画は海外市場で大幅な売り上げ成長を見せた。

 映画投資・制作社のIMピクチャーズが今年(1月1日~12月11日)独自に集計した「2005年映画市場分析」によると、前年比で海外売上増加率が14.9%を記録した。

 全体の海外売上高は6千700万ドル(約680億ウォン)と予想され、日本を中心としたアジア圏の輸出占有率は80.3%に上った。ヨーロッパと北アメリカの比重はそれぞれ15.5%と3.3%に止まった。

 作品別には『四月の雪』が750万ドル、『青春漫画』 450万ドル、『美しき野獣』400万ドル、『連理枝』350万ドル、『プロミス』と『親切なクムジャさん』がそれぞれ300万ドルと、特定の俳優を中心とした韓流ブームが相変わらずの勢いだった。『四月の雪』『私の頭の中の消しゴム』などが日本でたて続けに大ヒットしたのに加え、北アメリカやヨーロッパ地域でも輸出が増加するなど市場の多様化の可能性を見せたことも大きな特長といえる。

 海外への輸出を含めた韓国映画全体の投資収入は174億ウォンで、3年連続の黒字を維持した。

 一方、映画一本あたりの総制作費は純制作費30億2千万ウォンで、マーケティング費などが15億7千万ウォンで45億9千万ウォンに達し、引き続き増加を見せた。これは海外販売やビデオ、放送など付加版権を除くと全国で170万人を動員しなければ損益分岐点に達しない数値だ。

 これにより黒字を出した作品の比率は昨年の35%から24%に落ち、韓国国内の売上高だけでは赤字幅も昨年419億ウォンから496億ウォンに多少増えた。

 年間観客動員数は昨年より500万人増の1億3千500万人と予想された。これにより韓国映画占有率も昨年とほぼ同じ55.1%を維持した。

 冬と夏の繁忙期にハリウッド映画の影響で落ち込んだものの、8月以降は『ウェルカム・トゥ・トンマッコル』、『大変な結婚2』、『君は僕の運命』などが好成績を収め、昨年とほぼ同じ水準まで引き上げた。

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