MBC、出演辞退者相次ぎ大晦日の「10大歌手歌謡際」取り消す


 出演予定歌手の出演辞退が相次ぎ開催の危機にさらされていたMBC「10大歌手歌謡際」が、結局今年は行われないことになった。

 MBC芸能局のある関係者は16日午後、スターニュースのインタビューに答え「受賞者4名が出演辞退を伝えたため、番組を行うことが出来なくなった。今年の開催は取り消しになった」と語った。

 これによりMBCは「10大歌手歌謡際」の代わりとなる番組を急ピッチで計画、放送する。代替番組は大勢の歌手がいっせいに出演する特番で1年をしめくくる形になる模様だ。

 韓国でも代表的な年末歌謡授賞式であるMBC「10大歌手歌謡際」の取り消しは、男性ユニットSG WANNA BEの受賞辞退に端を発した。

 MBCは今月12日にキム・ジョングク、東方神起、BUZZ、BoA、ユン・ドヒョン、チャン・ユンジョン、god、MCモン、SG WANNA BEなどを今年の10代歌手賞受賞者に選んでいた。

 しかし、SG WANNA BEはすぐに「MBC放送には一度も出たことがなく、授賞式が開かれる31日の同じ時間にコンサートを予定しているため現実的に参加が不可能」とし、受賞および出演を辞退した。これに続いてユン・ドヒョンも海外スケジュールを理由に出演が不可能であることを伝え、BoAと東方神起も日本でのスケジュールのため主演が難しい旨を明らかにしていた。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース