歌手シン・スンフンとドラマ『チェオクの剣』(原題『茶母』)の人気が日本で共に上昇、話題になっている。
『チェオクの剣』は現在、NHK衛生放送BS1で視聴率1.3%~1.8%を維持しており、シン・スンフンの9th収録曲『哀心歌』が挿入歌として流れている。
『哀心歌』は、『チェオクの剣』の美しい映像を編集したプロモーションビデオとしても制作され、現在、日本の音楽専門チャンネルでリアルタイムで放送されていることから、このドラマのファンを中心に人気が上昇曲線を描いている。
シン・スンフンと『チェオクの剣』との関係は深い。
シン・スンフンは2003年、9thアルバムを制作している際、ドラマ『チェオクの剣』を見ていわゆる「茶母嬖人(タモペイン、茶母の熱狂的なファン)」になり、心を打つストーリーからインスピレーションを得て『哀心歌』を作曲したという。これに『チェオクの剣』の演出者であるイ・ジェギュプロデューサーが、ソン・スンフンが『チェオクの剣』のファンであることを知り、プロモーションビデオの制作に協力した。主人公のハ・ジウォン、イ・ソジン、キム・ミンジュンらも肖像権問題の解決に積極的に協力した。
『哀心歌』が日本で人気を集めると、今月30、31日にソウル三成(サムソン)洞コエックス(COEX)大西洋ホールで開かれる「2005 シン・スンフンショー」を“遠征観覧”しに来る日本のファンたちが『哀心歌』を生で聞きたいと希望、所属事務所とショー企画会社は困惑している。
所属事務所ドロシーミュージックは「11月ごろから、シン・スンフンがライブで『哀心歌』を歌うのかという日本人ファンからの問い合わせがあり、最近はその回数がぐっと増えた」と伝えた。
しかし、日本のファンたちの希望が叶うかは不透明だ。シン・スンフン側は、年末の公演であることから雰囲気を楽しく盛り上げる曲を中心に公演レパートリーを決定しており、『哀心歌』が非常に哀しい曲であることから会場の雰囲気に合わないと判断したと説明した。
『哀心歌』が収録された『チェオクの剣』オリジナルサウンドトラックアルバムは、日本のアルバム販売会社ポニーキャニオンから販売された。