『恋する惑星』『天使の涙』『LOVERS』でおなじみのアジアのスター金城武が、中国語のセリフをほぼ完璧にこなした池珍煕(チ・ジニ)を絶賛した。
チ・ジニと共演したピーター・チャン監督のミュージカル映画『Perhaps Love』のアジアプロモーションツアーを行っている金城武は7日、香港で行われた韓国記者団との記者会見で、中国語のセリフをほとんど完璧にこなしたチ・ジニを「本当に素晴らしい」とし、驚きを隠さなかった。
『Perhaps Love』は全てのセリフが中国語。日本人の父と台湾人の母の間に生まれ、中国語が流暢な金城武とは異なり、最後に映画に合流したチ・ジニは、中国語のセリフのために相当苦労しなければならなかった。
準備期間はわずか1週間。チ・ジニは1カ月余りの撮影期間中、中国語を猛練習したおかげで無理なく中国語のセリフと歌を歌うことができた。アジア全域で公開される『Perhaps Love』でチ・ジニは、中国上映版のナレーションの部分を吹き替えにした以外は、全てのセリフと歌を自分でこなした。
金城武は「チ・ジニさんと演技したのは2~3シーンだけで、一緒に撮るシーンは多くなかった。チ・ジニさんが演じた役はセリフが短く淡々としているけど3人の愛を見つけてあげる重要な役」と説明した。
金城武はまた、「中国語が分からない俳優がそれをやってのけ、ダンスと歌まで完成したということが本当に素晴らしかった」とし「俳優ごと、国ごとに演技の仕方が少しずつ違う。だけど感情を表現するのは同じだということを感じた」と強調した。