韓国映画界を代表する監督の林権澤(イム・グォンテク)監督の100本目の作品として話題を集めている『千年鶴』が制作中止の危機に陥った。
林権澤監督の長年のパートナーであり『千年鶴』の制作を担当するテフン映画社の李泰元(イ・テウォン)代表は3日、『千年鶴』の制作放棄を宣言した。今月のクランクインを目前にメーンスポンサーが付かなかったためだ。これにより、『千年鶴』は他の制作会社を探さなければならなくなった。
メディアの報道によると、当初『千年鶴』にはロッテエンターテインメントが全額投資を宣言していたが、スター級俳優のキャスティングに失敗して部分投資に変更し、その穴を埋めるメーンスポンサーが現れなかったのだ。
『 西便制(ソピョンジェ)』の続編といわれる『千年鶴』は、パンソリの歌い手の父と盲目の娘、腹違いの弟の話を描いたストーリーだ。