トップスター、ピ(rain)が「カン・ボック」に全力投球するため、公演での勇姿を犠牲にした。6日午後7時からソウル蚕室(チャムシル)体育館で開かれた「2005韓日友情の年記念コンサート-フレンズ」に韓国代表歌手としてステージに上った際の映像が、国内放送では見られなくなった。この日、久々に歌手としてステージに上ったピは、ヒット曲『悪い男』『I DO』『僕』『It\'s Raining 』を歌って1万人のファンを熱狂させたが、MBC側にはピの公演シーンを放送しないよう要請した。
しかし、25日のMBCテレビで放送されるこの日の公演録画分でピの公演シーンだけが放送されないというニュースが伝わると、KBS第2テレビ『このろくでなしの愛』サイトをはじめ、ピのファンサイトにはファンの推測によるコメントが投稿され始めた。
「MBC側が、KBSの人気ドラマに出演しているという理由で、ピの公演をオンエアしない」とファンが怒りのコメントを載せると、ピの所属事務所JYPエンターテインメント側は「ドラマで演じる“カン・ボック”のイメージを損なわないため、初めからそういう約束になっていた」と伝えた。
JYP側は「ドラマが放送されている最中に歌う姿がオンエアされたら、キャラクターのイメージが壊れかねない」とし、「ドラマ1本に集中するため、交渉時から国内では放送しないことで合意していた」と説明した。しかし、「日本ではピが歌手として活動していることもあり、NHKで放送される部分については賛成した」と付け加えた。