林権澤(イム・クォンテク)監督の100本目の作品として関心を集めている映画『千年鶴』が10日、全羅(チョルラ)南道長興(チャンフン)郡・會鎭(フェジン)面の撮影所でロケを開始する。
長興文化院は1日、「映画『千年鶴』の撮影を、来週、會鎭面イフェジン村(別名仙鶴(ソンハク)洞)で開始する予定」とし、「これを記念し前日の9日、文化院主管で映画撮影記念公演を行う計画」と伝えた。
映画『千年鶴』は、長興出身の小説家李清俊(イ・チョンジュン)の小説『仙鶴洞の旅人』を原作にした作品で、パンソリの歌い手の父と盲目の娘、少女の腹違いの兄のストーリー。
李清俊の小説『西便制』と『ソリの光』を合わせた映画『風の丘を越えて 西便制(ソピョンジェ)』の続編に該当する今回の『千年鶴』で、林監督は李清俊のパンソリ小説3編を全て映画化することになる。